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ひとつは、もちろん望まれない不幸な動物を増やさないためです。
日本では、毎年引き取り手のいない多くのワンちゃんやネコちゃんが人間の手で天国に送られています。
もうひとつの大きな目的は、動物自身の健康とQOL(クオリティ・オブ・ライフ:生活の質)を向上させ、家族の一員として長く幸せに暮らすためです。
ワンちゃんと待合室で待っていただいているとき・・・
ワンちゃんのリードを長く伸ばした状態で持っていたり、はずしたりは絶対にしないでください。
ほかのワンちゃんやネコちゃんも来られます。
みんながフレンドリーな子ばかりではありません
そこで『待合室でこんな風に待ってみては?』というお話をします。
今回は『ワンちゃんの中毒』についてお話したいと思います。
人間の食べているものをほしがるから・・・と言って食べさせてしまうと大変なことになる可能性も・・・。
みなさんがよく知っているものは、『たまねぎ・ネギ』それと『チョコレート』。これは有名ですよね。
それ以外にも実はたくさんあるんです。
わんちゃんが実際に食べてしまって、病院に来られるもので多いものをいくつか挙げてみました。
ワンちゃんも私たち人間と同じように、
視覚・嗅覚・聴覚・味覚・触覚といった五感を働かせて生活しています。
しかし、それぞれの感覚器の能力は人間とは大きく異なっているのです。
ワンちゃんは実は近視なのです!
わんちゃんは近くのものを見るのは、私たち人間ほど得意ではなく、視力はだいたい 0.3 くらいと言われています。
また左右の目が離れているため、人間よりも広い範囲を見渡せるようになっていますが、その分奥行きを正確に把握することは苦手なようです。
ワンちゃんは動いているものを見つける能力は、ものすごく優れています。
ある実験では、825m離れた動く標的を見分けることができたそうです。
また、牧羊犬が1500m離れた飼い主の手の動きに気付くことができたという報告もあります。
色の識別については、以前は「色を見分けることができず、モノクロの世界」
という説が一般的でしたが、最近では、「紫・青・黄の3色は見分けられる」というデータもあるようです。
また、「ワンちゃんは日中よりも夕暮れの少し薄暗いほうがよく見える」という説がありますが、
それに関しては専門家のあいだでも疑問視する意見があり、まだよくわかっていないようです。
みなさんも、ワンちゃんの『視覚』について いろいろな実験などをやってみるのはいかかがでしょうか?
夏の昼間に長時間散歩させたり、直射日光の当たる場所や閉めきった室内・車内に放置したりすると、熱射病になってしまいます。
人のように汗をかいて体温を調節することができないワンちゃんは熱射病になりやすいのです。
特に大型犬やパグやシーズーなど鼻の短い短頭種は特に熱射病になりやすいので注意してください。
舌が真っ赤になってゼェゼェと呼吸が荒くなり、よだれを垂らし、体温は42度以上にもなります。ひどくなると意識不明になることもあります。
何よりもまず、すぐに涼しい場所に運び、体全体に流水をかけて冷やします。
病院に連れて行くよりも一刻も早く体温を下げることが生死を分けるポイントとなります。
体温を下げるには体全体に流水をかけるのが一番効果的です。
冷房で部屋の温度を下げてもすぐに体は冷えません。
水をかけて、少し呼吸が落ち着いたところで、
今度は濡らしたタオルで体を包んで冷やしながら、すぐに動物病院へ!
体温が下がってすぐは元気になったように見える場合もありますが、熱射病による脳や内臓のダメージは少し遅れてから出てくることが多く、症状が出てからでは手遅れの場合が少なくありません。
必ず呼吸が落ち着いたらすぐに動物病院へ!
夏の日の当たるアスファルトは非常に高温になっています。
散歩はくれぐれも涼しい時間帯を選んでくださいね。
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