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ねこちゃんの日頃のお手入れ
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ねこちゃんの日頃のお手入れ

ブラッシンングなどの日々のお手入れは見た目をきれいにすることだけでなく、飼い主さんが優しく声をかけながら猫(ねこ)ちゃんの体に触ることは、とても良いスキンシップで信頼関係が深まり、とても大切なことです。

また猫(ねこ)ちゃんの全身を直接触ることで自然とボディチェックができ傷や皮膚病、体の痛みなどいつもと違う異常に早く気付いてあげれるというメリットもあります。
日頃のお手入れとしてブラッシング、シャンプー、目のケア、耳そうじ、爪切り、歯磨き、肛門腺の処理をしてあげましょう。仔猫の頃から毎日ブラシをかけたり、顔・耳・しっぽ・足の裏や口の中など色んなところを触りながら少しづつ慣らしていくようにしてあげてください。この時優しい言葉とご褒美を忘れずにしてあげてください。

  • ブラッシング
  • シャンプー
  • 目・耳のケア
  • 爪・歯・肛門のケア

ブラッシングの目的

ブラッシングの目的ブラッシングは被毛を美しくするためではなく、皮膚をマッサージすることで血行をよくする効果があります。健康チェックとスキンシップのひとときとして毎日のブラッシングを習慣付けましょう。

猫(ねこ)ちゃんはもともときれい好きで、ざらざらとした舌をブラシがわりに使って、全身を念入りに毛づくろいをしています。起きている時間の30%を自分や仲間の猫(ねこ)ちゃんの毛づくろいに費やしているとも言われています。毛づくろいによって、抜けた毛を取り除いたり、毛に付いた汚れやノミ・ダニを取ったりして、体をきれいにしています。舌にからまった毛のほとんどは飲み込まれますが、そのほとんどは便と一緒に排泄されるか、胃の中で丸められて吐き出します。

しかし、換毛期や長毛種の猫(ねこ)ちゃんでは、胃に多量の毛がたまって毛球ができてしまい、食欲をなくしたり、問題になることがあります。そのため、あまり毛を飲み込ませないように、毎日ブラッシングをしてあげてください。特に春と秋の換毛期は抜け毛が多いので念入りにしてあげてください。

また、猫(ねこ)ちゃんの毛づくろいには体をきれいにすること以外にも、撥水性を保つために必要な皮脂腺からの分泌を刺激する効果もあります。また、唾液の蒸発によって体を冷やす目的もあります。1日の水分喪失量の約3分の1は唾液が占めています。猫(ねこ)ちゃんが毛づくろいをしなくなったとき、それはどこか体調が悪く、しんどい時ですので早めに動物病院で診察を受けてください。

ブラッシングのポイント

ブラッシングは仔猫の頃から徐々に慣らしていきましょう。最初の頃はブラシを使わずに優しく声をかけながら猫(ねこ)ちゃんが喜ぶ喉や首のまわりを撫でます。リラックスしてきたら背中や顔、耳、しっぽ、足の裏などを全身を優しく撫で褒めてあげましょう。

触れられることに慣れてきたら、ブラシやコームの感触に慣れさせながら少しずつブラッシングしていきます。ブラッシングのコツは毛の流れに沿って、褒めながら優しくしてあげることです。力が強すぎたり、無理に引っ張ったりして痛い思いをさせてしまうとブラッシング嫌いになってしまうことがありますので注意しましょう。
最初はむりをせず短い時間から始め、少しずつ長くできるようにしましょう。ブラッシングに必要なブラシやコームは長毛種と短毛種で異なりますので、購入の時はお店の人に相談すると良いと思います。

 

猫(ねこ)ちゃんはもともと体臭も少なく、自分できれいに毛づくろいをしているので、基本的には短毛種の猫(ねこ)ちゃんではシャンプーは必要ありませんが、長毛種の場合、どうしても毛が汚れてしまうので、月に1回くらいシャンプーしてあげるのが理想的です。猫のシャンプー

ただし、皮脂腺から出る脂肪分(皮脂)は、皮膚や被毛全体に行き渡り潤いや弾力を保つ効果があり、あまり頻繁にシャンプーすると皮脂を落としすぎてしまい、皮膚に負担がかかったり、皮膚や被毛がパサついたりしてしまいますので、注意してください。
猫(ねこ)ちゃんは本来、全身が水で濡れるのを嫌いますので、成猫になってから初めてシャンプーしようとしても、暴れたりしてなかなかうまくいかないことが多いので、仔猫の頃から少しずつ慣らしておきましょう。シャンプーは必ず猫用のものを使用してください。人と猫(ねこ)ちゃんでは皮膚のpHが違うので、いくら薄めたとしても人用のシャンプーを使用すると皮膚や被毛がパサついたり皮膚炎を起こしたりする原因になります。
シャワーを使うときは温度にも注意しましょう。必ず25℃以下のぬるま湯で行ってあげてください。また、体調の悪いときのシャンプーは避けましょう。

シャンプーの手順

◎ ブラッシング

シャンプーの前には必ずブラッシングをして被毛のもつれや毛玉をほぐします。毛玉が残ったまま濡らすと完全に固まってしまいほぐれなくなります。ブラッシングした後にコームでとかして引っかかるところがないか確認します。

◎ 体を濡らす

いきなりお湯につけたり、頭からシャワーをかけたりすると怖がりますので、ぬるま湯を顔から遠い後ろ足やお尻の方からゆっくりかけて、徐々に慣らしてしきましょう。ただし、ノミがいる場合は後ろからお湯をかけると顔の方に逃げ込んでしまいますので前に来ないように最初に首の後ろを濡らすようにします。またシャワーの水圧に驚く子もいますので、その場合はシャワーヘッドを猫(ねこ)ちゃんの体に当てるとあまり驚かなくなります。

◎ シャンプー

シャンプーをつけ、まず指先で軽く泡を立てて背中のあたりから洗いましょう。シャンプーのポイントは指先で皮膚をマッサージするように洗うことです。短毛種の場合は毛の流れに逆らって逆らって洗いますが、長毛種の場合は毛の流れに逆らってゴシゴシすると毛が絡んでしまうことがありますので、毛並みに沿って洗うようにしましょう。しっぽやお尻、足先、口や目のまわりも丁寧に洗いましょう。目ヤニの固まりがついている時は先にお湯でふやかしておくときれいに取れます。1度目はさっと洗い、2度目はしっかりと洗いましょう。

薬用シャンプーのポイント
2度目のシャンプー時にシャンプーの成分が皮膚に行き届くように、マッサージするように皮膚を洗い、そのまま5~10分間待ってから、シャンプーをすすぐとより効果的です。

◎ すすぎ&コンディショナー

頭の後ろからぬるま湯をかけて、シャンプーを洗い流していきます。すすぎ残しがあると皮膚炎の原因になりますのでお腹、股の間、脇、足の裏なども丁寧にすすぎましょう。特に長毛種の猫(ねこ)ちゃんはすすぎ残しやすいので注意が必要です。また頭や顔の方をすすぐときは鼻や耳に水が入らないよう注意しましょう。頭や顔はたっぷりのお湯を含ませたスポンジを使うと上手くすすげます。必要ならコンディショナーをつけて、被毛全体になじませもう1度軽くすすぎます。

◎ 乾かす

被毛の水分をよく絞ったあと、乾いたタオルでよく拭き取ります。長毛種の場合はあまりタオルでゴシゴシ拭くと毛が絡んでしまいますので、毛並みに沿って水分を拭き取るようにしましょう。短毛種の場合はタオルで拭いたあとは自然乾燥でも構いませんが、長毛種はピンブラシやスリッカーなどでとかしながら毛の根元に温風を当てて完全に乾かします。温風を1ヶ所に当て続けるとやけどをしてしまうことがありますので注意してください。もし、ドライヤーの音が苦手な猫(ねこ)ちゃんの場合は、弱風にしてお尻の方から徐々に慣らしてしくようにしましょう。

 

 

どうしてもシャンプーを嫌がる猫(ねこ)ちゃんの場合は、水のいらないシャンプーもありますので、一度試してみるのも良いと思います。また、体調が悪くてシャンプーを控えたい場合も水のいらないシャンプーを使うといいと思います。

目のお手入れ

目ヤニや涙はこまめにケアしましょう。特にペルシャやヒマラヤンなど長毛種で鼻の短い品種は目ヤニや涙が出やすいので日頃からケアしてあげてください。目ヤニや涙が出ていたら湿らせた脱脂綿やティッシュで軽く拭き取ってください。目ヤニや涙を放っておくと毛が赤く変色して「涙やけ」を起こしたり、目のまわりの皮膚がただれてきたりすることもあります。目をしょぼしょぼさせていたり、目ヤニや涙がひどいとき、目が充血しているときは早めに獣医師にご相談ください。

 

耳掃除

耳のお手入れは月に1~2回行いましょう。家庭でお手入れをする時は専用のイヤークリーナーを耳の穴の中に入れて軽くマッサージします。そして外に出てきた汚れを脱脂綿で拭き取ります。この時汚れを耳の中へ押し込まないように気を付けましょう。また、耳の皮膚はデリケートでゴシゴシこすると炎症を起こすことがありますので、軽く拭く程度にしてください。
綿棒は硬く耳の皮膚に細かい傷を作ってしまうことがありますので、できれば脱脂綿を使うようにしてください。耳の汚れがひどかったり、臭いがしたり、耳が赤く炎症を起こしているときは早めに動物病院で診てもらいましょう。

爪きり

猫(ねこ)ちゃんにとって爪は大切な武器で、毎日爪をといで先を鋭く尖らせます。家具やカーテンを爪とぎから守るためにも、また何かの拍子に引っかかれるのを防ぐためにも、爪が伸びすぎないように定期的に切ってあげましょう。また、爪が伸びていると猫(ねこ)ちゃんがカーテンなどで爪とぎをしているときに引っ掛かって爪を折ることもありますので、猫(ねこ)ちゃんにとっても危険です。人の爪は平らですが猫(ねこ)ちゃんの爪は筒状になっていますので、猫(ねこ)ちゃんの爪を切るときは必ず猫用の爪切りを使うようにしましょう。

猫の爪切り

 

また、前肢内側の地面に付かない所にある狼爪(親指)は見落としがちですので、忘れずに切ってあげましょう。狼爪は後ろ足にもある子もいます。爪の中には血管や神経が通っていますので、深爪しないように気を付けながら先端部分を切ります。深爪で痛い思いを経験した猫(ねこ)ちゃんは次から爪切りを嫌がってしまうことがありますので注意しましょう。

 

もし、深爪をして出血してしまったら慌てずに脱脂綿で押さえて止血してください。それでも止まらない場合はすぐに動物病院に連絡してください。爪切りが嫌いな猫(ねこ)ちゃんの場合は、2人で行なうと少しやりやすくなります。1人が猫(ねこ)ちゃんを抱きかかえてあやしながら肢を持って、もう1人が爪を切ります。それでも嫌がってどうしてもできない場合はトリマーや獣医師に切ってもらいましょう。爪切りのコツは仔猫の頃から爪が伸びないようにこまめに先だけを切ることです。

 

歯磨き

猫(ねこ)ちゃんの歯は虫歯になることは少ないですが、何もお手入れをしていなければ歯垢が付き、歯垢は段々と歯石へと変化していきます。ひどくなると歯肉に炎症が起こり、歯周病へと発展していきます。また、歯周病は内臓疾患の原因にもなりますので、歯周病の一番の原因である歯垢・歯石予防のため仔猫の時から毎日の歯磨きを習慣づけましょう。
歯磨きは指に巻いたガーゼや猫用の歯ブラシを使って歯と歯肉をマッサージするように行います。もしどうしても歯磨きを嫌がる子の場合はブラッシングのいらないデンタルケア用品などもありますので、これらを利用するのも1つの方法です。

猫ちゃんの歯磨き(デンタルケア)について詳しくはこちらをご覧ください。

 

肛門腺の処理

肛門腺は肛門を中心として時計の4時と8時の位置に左右1つずつあり、独特の臭いのする分泌物を作っています。通常、この分泌物は便と一緒に排出されますが、うまく排出されずに溜まり過ぎると炎症を起こしたり、肛門腺が破裂したりすることがありますので、お尻を気にして舐めたりするときは絞り出してあげましょう。
肛門腺を絞るコツは、しっぽを上に持ち上げて、人差し指と親指で4時と8時の位置にある肛門腺を摘むようにして、肛門の方向へ斜め上に押し上げるように絞り出します。肛門腺を絞った後シャンプーをしない時は、消毒液で肛門周囲の汚れと臭い拭きとってあげてください。 肛門腺を絞り出すときにあまり力を入れすぎると傷付けてしまう場合もありますので、うまく出来ない場合は動物病院やトリミングサロンなどでやってもらいましょう。