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ねこちゃんの食事管理
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ねこちゃんの食事管理

  • どんなフードが良いの
  • 量は?病気の時は?
  • 成長に合わせて

どんなフードがいいの?

人と同様、バランスの良い食事は猫(ねこ)ちゃんが健康で元気に暮らしていく上で欠くことができない大切なものですので、食事には十分に気を配ってあげてください。
猫(ねこ)ちゃんの栄養について研究が進んだことで、栄養バランスが整った良質なキャットフードが市販されるようになりました。
猫用フードにはドライフード、半生タイプ、缶詰がありますが、半生タイプは糖分が多く歯石が付きやすいと言われています。ドライフードと缶詰では栄養価にも変わりがありませんのでどちらを与えても構いませんが、ドライフードの方が腐敗しにくいため衛生的で、経済性にも優れていると思います。

市販のフードを選ぶ時は最低限、賞味期限(品質保障期間)・給与量・成分表が明記されているもので、『総合栄養食であること』および『AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準をクリアしていること』が表示されているフードを選ぶようにするとよいでしょう。また、フードには成長段階に応じて仔猫(パピー)用、成猫用、老猫(シニア)用がありますので、その子の成長段階に応じたフードを選ぶようにしましょう。もし、どのフードがいいのか分からない場合はお気軽にご相談ください。

おやつは栄養学的に言えばあげなくてもいいのですが、しつけなどのご褒美やコミュニケーションとして与えるのはいいと思います。ただし、食事の量に響かない程度にしましょう。人間の食べ物は猫(ねこ)ちゃんにとっては塩分、糖分、脂肪分などが多く、長期的には栄養バランスを崩し、病気の原因にもなりますので人間の食べ物は与えないようにしましょう。

猫ちゃんに与えてはいけないもの

ネギ類

タマネギ・ネギ・ニンニク・ニラなどのネギ類に含まれている成分によって、赤血球が破壊されて貧血や赤色尿が出るなどの中毒症状を引き起こすことがあります。

イカ

生のイカにはビタミンB1(チアミン)を分解するチアミナーゼが含まれており、生のイカを食べるとビタミンB1欠乏症を引き起こし、腰がふらついて歩行困難になることがあります。 またスルメも食べ過ぎると消化不良や嘔吐の原因になります。

鶏や大きい魚の骨

鶏の骨は細かく避けてしまい消化器官を傷つける恐れがあります。また、魚の大きな骨は喉に詰まらせる恐れがあります。

ドッグフード

ドッグフードには猫ちゃんに必要な「タウリン」という栄養素が欠乏しているため、心筋症になりやすくなります。

 

どのくらいの量を与えればいいの?

基本的には、それぞれのフードには一日の標準給与量が表示されていますので、それを目安にします。
しかし、一日に与える量はその子その子の代謝率や活動量などによっても異なってきますので、標準的な量を与えているのに太ってきたり、逆に足りずにもっと欲しがったりすることもよくあります。
そのため最終的には、その子の毎日の便の状態(硬すぎないか、柔らかすぎないか)や体型などを見ながら調節してあげましょう。

病気の場合はどんなフードがいいの?

これまでは、主に健康な猫(ねこ)ちゃんの食事について、お話してきましたが、病気の時の場合は、そのための特別療法食があります。
特別療法食は、特定の病気の治療をサポートすることを目的としたり、進行を遅らせたり、予防することを目的とした、獣医師の診断によって処方されるフードのことです。現在、心臓病、腎臓病、肝臓病、糖尿病、尿路結石、アレルギー、皮膚病、消化器病、肥満対策用など様々なものがあります。どうぞご相談下さい。

猫の成長段階に合わせた食事

仔猫(成長期)

仔猫が母乳から普通のフードを食べ始めることを離乳といいます。
仔猫がお皿からミルクをペロペロ舐めるようになってきたら離乳を開始します。この離乳期(生後3週齢~6週齢)の食事の与え方は、まず猫用ミルクで良質な仔猫(パピー)用フードをふやかして与えます。この時期は一日に与える量を最低でも4~5回に分けて与えてください。
その後徐々に猫用ミルクの量を減らしていき、最終的に仔猫用フードのみで食べれるようになったら離乳終了です。
1日に与える量はその子の活動量などによっても異なってきますので、まずはフードに表示されている給与量を目安にして、その子の毎日の便の状態(硬すぎないか、柔らかすぎないか)や体形を見ながら調節してあげましょう。

仔猫(成長期)

成長期の仔猫には良質な仔猫(パピー)用フードを与えましょう。
成長期は2段階に分けて考えます。生後6ヶ月までは急成長期といい、この時期の仔猫は体重の増加が急速で、体重当たりのカロリー要求量が多く成猫の2~3倍のカロリーを必要とします。しかし、胃の容量はわずかしかありませんので急成長期の生後6ヶ月までの仔猫には、食事を1日4~5回に分けて与える必要があります。

その後は成長速度がゆっくりになり、緩やかな成長期に入ります。
この時期の仔猫の外見は成猫のようにみえますが、まだ成長段階ですので、仔猫用のフードを与えてください。この時期の仔猫では成長速度の低下に伴い体重当たりのカロリー要求量も減少しますので、成長速度に応じて食事を1日2~3回に減らしていきましょう。この時期に急成長期と同様の食事の与え方をしていると肥満に陥りやすいので、与えすぎに注意しましょう。

一般に成長期の1回の食事の量は10分で食べ切る量が目安とされていますが、その他毎日の便の状態や体形を見ながら調節してあげましょう。

成猫

成長期が終わり成熟したら(約1歳)、良質な成猫用フードに変更しましょう。
成猫になると仔猫の時のように成長に必要なエネルギーを必要としませんので仔猫用の食事を続けると太りすぎになってしまいますので、1日の食事量はフードに表示されている給与量を参考に、年齢や運動量なども考慮して調節してあげましょう。
成猫になると食事の回数は1日1回で良いという話も聞きますが、現在は成猫でも消化・吸収などの面で1日2回に分けて与える方が良いとされています。

食事の切り替えは急に新しい食事に変えるのではなく、今まで与えていた食事に新しい食事を混ぜ、徐々に混ぜる量を増やし、7~10日間くらいかけて最終的に新しい食事へと変えていくようにしてあげてください。
突然の食事の変化は猫(ねこ)ちゃんが戸惑って食べなくなったり、お腹をこわして嘔吐や下痢をする場合もありますので、少しずつ新しい食事に変えていきましょう。

老猫

年齢を重ねると細胞の老化に伴い、若い頃とは必要なカロリー量や栄養素の割合が少し変わってきます。
また運動量も減ってきますので、若い頃と同じカロリーの食事を与えていると肥満になり体に色々負担もかかってきてしまいます。
高齢の猫(ねこ)ちゃんは腸運動の低下から便秘になりやすくなりますので、高齢の猫(ねこ)ちゃんには信頼できるメーカーの老猫(シニア)用フードを与えるようにしてください。
一般的には猫(ねこ)ちゃんの高齢期は7歳頃からと言われていますが、老化の度合いは、その子の性格や活動量・生活の仕方などによって様々ですので、高齢の猫(ねこ)ちゃんは病気の早期発見のためにも動物病院で定期的な健康診断を受けて、老猫用のフードに変える時期や食事の内容など獣医師とよく相談することをおすすめします。
現在、猫(ねこ)ちゃんの平均寿命は15歳くらいですが、20歳まで生きる猫(ねこ)ちゃんも少なくありません。つまり、猫(ねこ)ちゃんの一生の半分くらいが高齢期とも言えますので、少しでも元気で長生きできるように食事や健康管理に気を配ってあげてください。