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わんちゃんの避妊・去勢手術
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わんちゃんの避妊・去勢手術

♀犬の初めての発情は、一般に小型犬種の方が早く大型犬種の方が遅く訪れるようですが、だいたい生後6~12ヶ月頃に訪れます。その後、通常5~7ヶ月周期で年2回やってきます。
発情期間は約2~3週間で、最初に外陰部が腫れて柔らかく大きくなり、その後10~14日間程出血が続きます。この時期に交尾を行い受精が成立すると妊娠し、平均63日の妊娠期間を経て出産します。

犬(わん)ちゃんの避妊・去勢手術 ♂犬には♀犬のように明確な発情期はありません。
性的に成熟すると発情期の♀犬と出会えば、オスも発情し、いつでも交尾可能です。

避妊・去勢手術をするかしないかは多くの飼い主さんが一度は考え悩むテーマだと思います。
「健康な体にメスを入れるのは可愛そう」と手術に抵抗感を持つ人も少なくないと思いますが、発情期のストレスなどを考えると避妊・去勢手術をしないのも可愛そうだと思います。

かつて、犬の屋外飼育や放し飼いが多かった頃は避妊・去勢手術は望まない妊娠を防ぎ、不幸な仔犬を増やさないということが主な目的でした。しかし、手術のメリットはそれだけではなく性ホルモンに関係する病気や遺伝的な病気の予防、発情による性的なストレスの軽減、そして問題行動の予防や改善という面でもとてもプラスになります。また、避妊・去勢手術を受けた犬の寿命はしていない犬に比べ、平均1.5年延びるとのデータもあります。

以下にメリット・デメリットを含め避妊・去勢手術についてまとめてみましたので、将来的に繁殖をする予定がなければ、大切な犬(わん)ちゃんの健康のためにも避妊・去勢手術を一度考えてみてください。
大切な家族の一員をどのように育てて暮らしていくかをふまえた上で最善と思う選択をしてあげてください。

  • 避妊手術について
  • 去勢手術について

避妊手術について

避妊手術は全身麻酔下で左右の卵巣と子宮を摘出する手術と左右の卵巣のみを摘出する手術が一般的で、動物病院によって異なりますがだいたい1~2日の入院が必要です。それぞれの方法には利点・欠点がありますので獣医師とよく相談するといいと思います。

手術の時期として現在推奨されているのは、生後5~6ヶ月で1回目の発情を迎える前です。1回目の発情を迎える前に避妊手術をすることにより性ホルモンに関係する病気、ストレス、問題行動の予防率が高くなることが知られています。特に乳腺腫瘍は1回目の発情を迎える前に避妊手術を行った場合99.5%の予防効果があり、1回目の発情を迎えた後では88%、2回目の発情を迎えた後では75%と予防効果が段々と低くなります。

避妊手術のメリット

  1. 性ホルモンに関係する病気の予防
    乳腺の病気(乳腺腫瘍や乳腺炎)の他、卵巣・子宮の病気(子宮蓄膿症、卵巣や子宮の腫瘍)、鼠径ヘルニア、性ホルモン性皮膚病などの性ホルモンに関係する病気の予防効果があります。
  2. 発情期の性的ストレスの軽減
  3. 性ホルモンが誘発する問題行動の予防や軽減
    よく避妊・去勢手術をすると性格が変わると言われますが、その子本来の性格は変わりません。性ホルモンに影響を受けている行動がなくなるわけですが、その中で問題となる発情期中の攻撃性などの問題行動の予防・軽減効果が期待できます。
    ただし、仔犬の頃から攻撃的な性格の雌犬の場合、生後1年以内に避妊手術を行うと攻撃性が高まるとも言われていますので、時期については一度獣医師とよく相談するのがいいと思います。
  4. 発情期中の出血がなくなります。
 

避妊手術のデメリット

  1. 肥満
    避妊手術のデメリットとして肥満になりやすいことがよく挙げられますが、これは発情や性的なストレスから解放され、異性を求めるために費やすエネルギーが不要となるためで、つまり消費カロリーが少なくなっているのにも関わらず以前と同じ食事内容を与えるためにカロリーオーバーになることが原因です。ですから、食事と運動量を正しくコントロールすることで肥満は防げます。
  2. 尿失禁
    避妊手術後まれに(1000頭に1頭の割合)尿失禁が起こることがあります。これは先天的な素因を持つ犬種に起こりやすく、特にダルメシアンとコリー系の犬種に起こりやすいされています。
  3. 全身麻酔
    全身麻酔下で行うため、麻酔のリスクはどうしてもありますが、獣医学の進歩により麻酔による危険率はごくわずかです。もちろん若くて健康なほど、そのリスクはより低くなります。
 

去勢手術について

去勢手術は全身麻酔下で左右の睾丸を摘出する手術が一般的で、避妊手術に比べ傷口も小さく済みますので、その日のうちに退院できます。

手術の時期として現在推奨されているのは、性成熟を迎える前の生後5~6ヶ月頃です。性成熟を迎える前に去勢手術をすることにより性ホルモンに関係する病気、ストレス、問題行動の予防率が高くなることが知られています。

去勢手術のメリット

  1. 性ホルモンに関係する病気の予防
    睾丸の病気(腫瘍など)の他、前立腺肥大、肛門周囲の腫瘍、会陰ヘルニア、性ホルモン性皮膚病などの性ホルモンに関係する病気の予防効果があります。
  2. 発情期の性的ストレスの軽減
  3. 性ホルモンが誘発する問題行動の予防や軽減
    よく避妊・去勢手術をすると性格が変わると言われますが、その子本来の性格は変わりません。性ホルモンに影響を受けている行動がなくなるわけですが、その中で問題となる発情期中の攻撃性やマーキングなどの問題行動の予防・軽減効果が期待できます。
 

去勢手術のデメリット

  1. 肥満
    去勢手術のデメリットとして肥満になりやすいことがよく挙げられますが、これは発情や性的なストレスから解放され、異性を求めるために費やすエネルギーが不要となるためで、つまり消費カロリーが少なくなっているのにも関わらず以前と同じ食事内容を与えるためにカロリーオーバーになることが原因です。ですから、食事と運動量を正しくコントロールすることで肥満は防げます。
  2. 全身麻酔
    全身麻酔下で行うため、麻酔のリスクはどうしてもありますが、獣医学の進歩により麻酔による危険率はごくわずかです。もちろん若くて健康なほど、そのリスクはより低くなります。